2007年6月18日月曜日

分析化学実験レポート1回目

分析実験のレポートできました。
初日からとかマジすか思いました。
提出日は明日なので需要低そうですねー

文章の力のなさはあきらめてください。
おかしいとこあったら突っ込んでくれると助かります。
参考にしていただければ幸いです。



1.定性分析 第1族イオンの分離分析

○ 目的
 第1族陽イオンが含まれる水溶液に対して、それぞれのイオンに、特有な反応を試み、これによって、イオンの存在を確認する。

○ 方法・結果
 100mlのビーカーにAg,Hg,Pbの硝酸塩が入った試料溶液15mlをとる。激しく攪拌しながらdil-HClを滴加し、小過剰にする。析出した沈殿をろ別する。ろ紙上の沈殿にdil-HClを注ぎ洗浄する。ろ液と洗浄液はすてる。(①)
 次に、熱湯を注ぎPbCl2を溶出する。(②)
 このろ液に1mlの稀酢酸を加え酢酸酸性とし、K2CrO4を加えると、黄色沈殿PbCrO4が析出した。(③)
 ろ紙上の沈殿を熱湯で洗浄し、PbCl2を洗い去る。(③)最後に落ちるろ液数滴にdil-H2SO4を加え、もし白濁するようであればさらに洗浄をつづける。
 白濁しなければ、5mldil-NH4OHをろ紙上の沈殿に加え、その溶液をビーカーにうけ、ビーカー中に溶解してきたろ液をふたたび沈殿に注ぐ。(④)
 このろ液に稀HNO3を加えると白色沈殿AgClが確認できた。(⑤)
 また、ろ紙上の沈殿が黒色であったのでHg(NH2)Cl・Hgである。(⑥)

○ 考察
この実験では以下のような反応が行われていたと考えられる。
① AgNO3 + HCl → AgCl + HNO3
 Hg2(NO3)2 + 2HCl → Hg2Cl2 + 2HNO3
 Pb(NO3)2 + 2HCl → PbCl2 + 2HNO3
② PbCl2 → Pb2+ + 2Cl-
③ Pb2+ + K2CrO4 → PbCrO4 + 2K+
④ AgCl + 2NH4OH → [Ag(NH3)2]+ + Cl- + 2H2O
⑤ [Ag(NH3)2]+ + HNO3 + Cl- + 2H2O → AgCl + 2NH4NO3 + 2H2O
⑥ Hg2Cl2 + 2NH3 → Hg(NH2)Cl・Hg + NH4+
番号は方法・結果と対応しています。