2007年6月19日火曜日

分析化学実験レポート2

提出はまだ先みたいですが早めに、早めに。
溜め込んじゃダメなんだと思います。
数値は一人一人違うはずですけどとりあえずみかんの数字を。


文章の力のなさはあきらめてください。
おかしいとこあったら突っ込んでくれると助かります。
参考にしていただければ幸いです。


中和滴定(0.1N-HCl標準溶液の調製と標定)

○目的
 0.1N-HCl標準溶液の調製と標定を通じ、容量分析における標準溶液の重要さと、滴定の基本操作を習得する。

○方法・結果
 HClとNa2CO3は以下の中和反応を行う。
HCl + Na2CO3 → 2NaCl + CO3 + H2O
 この反応を利用して、Na2CO3を基準物質としてHClの濃度を決める。
① 濃塩酸(比重:1.189、 重量%:37.9%)を薄め、0.1N-HClを作る。
② Na2CO3を0.11~0.13gを正確にはかり、小数点第4位まで記録しておく。
③ ②のNa2CO3を約50mlの純水に溶かし、3滴のメチルオレンジを加える。
④ ビュレットから標定するHClを滴下し、溶液の色が黄から赤に変わる点でのHClの滴下量を読み取る。
⑤ HClの濃度を計算する。
 ①~⑤までを3回繰り返し行い、濃度の平均値を出し、ファクターを求める。
 
1回目 Na2CO3(g) 0.1166  HCl滴下量(ml) 19.7  規定度 0.1117
2回目 Na2CO3(g) 0.1248  HCl滴下量(ml) 21.1  規定度 0.1116
3回目 Na2CO3(g) 0.1197  HCl滴下量(ml) 20.6  規定度 0.1096
規定度平均 0.1110
 
ファクターは f = 0.1110/0.1 = 1.110
 
○考察
 0.1N-HCl 1l を作るのに必要な濃塩酸の容量は次のようにして求める。
x = (0.1 × 36.5) / (1.189 × 0.379) = 8.10ml
 また、規定度Nは
N = w/53.00 × 1000/v
 だだし、N:HClの規定度 v:HClの滴下量(ml) w:秤取したNa2CO3質量(g)

植物機能科学実験レポート つづき

葉緑素の定量のとこが書けました。
なんですがこの作業のうちのどこかで薄層クロマトのために溶液を分けてるはずなんですよね。
そこがどこだったかどうしてもおもいだせないのでわかる方よかったらおしえてください。おねがいします

教えてもらいました。ありがとうございます。


4) 葉緑素の定量
 各実験区のトウモロコシの葉それぞれ0.2gを抽出用緩衝液4ml、0.3gの海砂とともに氷冷した乳鉢で磨砕し、ミラクロスでろ過する。各ろ液は目盛りつきスピッツグラスに入れて測定する。各ろ液200μlを80%アセトン1.8mlの入ったマイクロチューブに移し、ボルテックスミキサーでよく攪拌したのち、10,000rpmで5分間遠心分離する。その上澄みをパスツールピペットでセルに移し、分光光度計で663nmと645nmにおける吸光度を測る。

吸光度
N+
N-
663nm
645nm
663nm
645nm
0.624
0.234
0.232
0.092
 この吸光度より以下の式を用いて葉に含まれる葉緑素量を計算する。
クロロフィルa(μg/ml) = 12.7 × A663 – 2.69 × A645
クロロフィルb(μg/ml) = 22.9 × A645 – 4.68 × A663
全クロロフィル(μg/ml) = 8.02 × A663 + 20.2 × A645
 また、葉1g辺りに含まれるの葉緑素の質量は以下の式で求める。
葉1g辺りクロロフィル質量 = 全クロロフィル濃度×10×ろ液容量×5
各実験区の葉緑素量

クロロフィルa
クロロフィルb
全クロロフィル
b/a
葉1g辺り質量
N+
7.32μg/ml
2.43μg/ml
9.75μg/ml
0.332
1.51mg
N-
2.70μg/ml
1.02μg/ml
3.72μg/ml
0.378
0.58mg