2007年7月11日水曜日

分析化学実験レポート14

文章の力のなさはあきらめてください。
おかしいとこあったら突っ込んでくれると助かります。
参考にしていただければ幸いです。


酸化還元滴定―過酸化水素水の定量


○目的
 過酸化水素水を酸化還元滴定で定量する。またモール塩の定量も行う。

○方法・結果
 H2O2濃度が約3.5%の過酸化水素水20mlをとり、純水で薄めて250mlとする。薄めた溶液20mlをとり、純水で100mlにして、6N-H2SO4を30ml加える。
 0.1N-KMnO4標準溶液(f=1.076)で滴定する。

KMnO4滴下量(ml) ①33.0 ②33.1 ③33.8 平均32.97

濃度 = 5 × 0.1076 × 32.97 /8 = 2.2172規定
  = 2.2172 × 17.01 = 37.72 g/l

 次にモール塩0.5gを精秤し(0.5085g)、純水で250mlに薄める。薄めた溶液20mlを純水で約200mlにし、6N-H2SO4を30ml加えて、0.1N-KMnO4標準溶液(f=1.013)で滴定する。
 モール塩:FeSO4(NH4)2SO4・6H2O

KMnO4滴下量(ml) 1.2
濃度 = 392.13/5 × 5×0.1013×1.2/8 = 5.9584 g/l

○考察
 モール塩とは硫酸アンモニウム鉄(Ⅱ)六水和物のことであり、過マンガン酸カリウムとは以下の反応を起こす。

2KMnO4 + 10FeSO4(NH4)2SO4 + 8H2SO4 → K2SO4 + 2MnSO4 + 10(NH4)2SO4 + 5Fe2(SO4)3 + 8H2O

この反応でFe2+がFe3+に還元される。

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